『異次元を覗く家』 ウィリアム・ホープ・ホジスン

以前読んだ海洋ホラー『夜の声』の作者の長編です。 アイルランドの荒野に建つ古城の廃墟から見つかった、異常な内容の手記を紹介する、という形式の物語になっています。手記を書いたのはかつてその城を購入し、妹と一緒に隠遁していた […]

『ゾティーク幻妖怪異譚』 クラーク・アシュトン・スミス

星座が形を変えるほどの遠未来、太陽の光は弱まり、海の大半が蒸発し、都市が砂に埋もれゆく終末期の地球で、最後に残った大陸ゾティークを舞台にした一連の短編集です。 ゾティークは未来の地球というより、退行した中世異世界のような […]