星座が形を変えるほどの遠未来、太陽の光は弱まり、海の大半が蒸発し、都市が砂に埋もれゆく終末期の地球で、最後に残った大陸ゾティークを舞台にした一連の短編集です。 ゾティークは未来の地球というより、退行した中世異世界のような […]
カテゴリー: 本の感想
『グローリアーナ』 マイケル・ムアコック
『エルリック・サーガ』で有名な作者の架空歴史ファンタジー。 舞台はエリザベス1世時代によく似たパラレル世界のイギリス。この世界のイギリスは『アルビオン(ブリテン島の古名)』と呼ばれており、史実より二百年くらい早く、世界の […]
『東方綺譚』 マルグリット・ユルスナール
巫女さんシューティングゲームとは関係ありません。 フランスの女性作家が日本や中国の古典を題材にした短編が収録されています。 注目はやはり『源氏物語』の欠番『雲隠』の章を想像して描いたと思われる『源氏の君の最後の恋』。老衰 […]