エンデの『果てしない物語』(『ネバーエンディング・ストーリー』の方が通りが良いかも)を、とことんダークサイドへパロディにした作品、といえばいいでしょうか。 魔法の図書室(マクガルヴィー・ランド)に転移する方法を見つけたシ […]
カテゴリー: 幻想・ホラー
『川を覆う闇』 桐生祐狩
不浄の神に目をつけられた街が、汚物塗れの〝聖地〟に変えられてしまう様を描いたお話。 桐生氏の作品は「ごく個人的な怪談かと思っていたら、実は全世界が怪奇現象に見舞われていた」という、伊藤潤二の漫画を思い起こさせる展開が多く […]
『エレンディラ』 G・ガルシア=マルケス
二つの大作『百年の孤独』と『族長の秋』の間に挟まる形で発表された短編集らしいですが、そもそもガルシア=マルケスの作品を読むのは初めてだったり。これを先に読んでよかったものか。 気怠いラテンアメリカの雰囲気の漂う不気味なフ […]